FEモデルに応力を生じさせるためには、モデルを拘束しなければなりません。
でないと剛体変位が生じてしまいます。

マウスを使い、左下コーナー部の節点(節点番号1)を選択します。


Constraints menuから"Add/Edit"を選択します。

フォームの中の1番目(X方向変位)と2番目の自由度(Y方向変位)を選択(自由度を拘束)しチェックを入れます。

"OK"をクリックすると下のようなFEモデルになります。


次に左際の残りの節点つまり、2,4,9,10,22,23,41,42節点に対して、1番目の自由度(X方向自由度)のみ拘束します。
このようにする理由は、ポアソンの法則により材料はそれが引張られるか圧縮されるかに伴い、
直交方向では収縮または膨張するからです。
それにより材料のx=0以外の箇所でなく、x=0におけるX軸に垂直な面の変動を予測することができます。
以上がY軸ではなくX軸方向の変動を拘束する理由です。
また節点1を両方向拘束した理由は、特異行列(または全体としてY軸に沿った構造の自由な運動)
以上のような理由から、マウス使いを選択範囲矩形に広げ、下に示すように関連する節点を囲みます。
(もし節点をマウスにより選択できない場合は、mouseメニューから最初のアイテム"Select Nodes"を選択します)



constraints menu
から"Add/Edit"を選択します。
今度は一番目の自由度のみ選択し"OK"をクリックします。

"OK"をクリックすると下のようなメッシュになります。



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STEP7 拘束点(支点)の適用
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